私は人が好きです。
私は人と出会うと、いつもこう思います。
「この人はどんな人生を歩んできたんだろう」
誰もが未来を描き、選択をして今日があり、
さまざまな事を乗り越え、齢を重ね、
誰一人として同じ生き方はなく、時間も戻せません。
そして、とてもわかりやすく、
その時々に応じた自分の印象が変わります。
誰かと会った時に、たまたま良い時だったら、
「素敵な人だな」
悪い時に会ったら、
「何かあったのかな、大丈夫かな」
今日では、写真を撮ったらアプリで簡単に加工してくれますが、
そこに写っている自分自身は間違いなく今風にアレンジされて、
素敵かもしれないけれど、
何が本当の自分かもわからなくなったりする時代でもあります。
それでも写真は誰もが撮ります。
写真は変化する自分の時と感情を刻む物でもあります。
過去の写真をみかえすと、
その時の事が鮮明に想い出されます。
「あの人、いつも笑っていたよね。」
「あの時辛い事があったのに、本当に優しい人だった。」
こうやって語り合う時間は、不思議と時間があっという間に過ぎて、
幸せな気持ちになります。
写真とは、自分の生きてきた証になるんだと気づきました。
いつか自分が、誰かの思い出になる時が来ます。
その時に思い浮かんでもらえる姿が、
自分のお気に入りの場所にいる顔であったり、
大切な人達に囲まれて笑っている顔だったとしたら。
写真を通して、いつまでも自分という存在が、
あなたや、あなたの周りの心に残る何かになってくれます。
写真は、あなたの唯一無二の生き方を確認できるツールです。
今のあなたを写真を通じて残してみませんか。
きっと素敵なあなたがそこに写っていますから。